今回のテーマは「過去問」です。
タイトルにもある通り、過去問を制する者が宅建士試験を制するとも言われるほど重要な過去問ですが、なぜ宅建士試験では過去問が重要なのでしょうか。
そのあたりの話をしていくことにします!

 

 

過去問の重要性

「過去問の対策は重要です!」
これはどの試験でも言われることですよね。
その中でもとりわけ宅建士試験では過去問が重要になります。

法律系の資格試験である行政書士試験と比べてみることにします。
行政書士試験では、過去問からの出題はあるものの、何度も何度も同じ論点が問われることが少なかったりします。
新しい論点からの出題であったり、そもそもテキストに載っていないような部分からの出題であったり・・・
そういったところが行政書士試験の難易度を引き上げています。

一方で、宅建士試験は同じ論点からの出題がかなり多く出題されます。
過去に試験で問われた部分が本試験でまた出題される、なんてことはザラです。

基本的には宅建士の受験生は過去問の学習をしますので、過去に出題された論点は高確率で正解してきます。
ということは、過去問の学習をせずにその問題に対応できないと、他の受験生に遅れを取ることになるわけです。

 

何年分の過去問をやるべきか

書店に行くと、過去問題集がこれでもかというくらいに並んでいます。
受験生からすると悩むところですよね。

過去問の問題自体は同じなのでどれを選んでもいいのですが、何年分の過去問をやるべきかは悩ましいところです。
12年、15年、30年・・・
書店で見かけただけでもこれくらいの種類があります。

過去問を全てやるのであれば、個人的には5年分もあれば十分だと思います。
もちろん、直近の5年分の意味ですので、今年受験するのであれば平成29年度以降の過去問をやることになります。
その上で、余力があれば10年分だったりそれ以上の過去問をやるといいと思います。

試験には出題の傾向というものがあります。
直近出題された論点というのはやはりまた出題される可能性が高いです。
あまり昔の過去問を解いても今年の試験に直結するかというと疑問符がついてしまうのです。

 

実際に使用した過去問

私が受験生時代に使用していた過去問を紹介したいと思います。

私は「何年分やろう」という考え方を一切していませんでした。
もっと言うと、1年分を通しで過去問を解いたことがありませんでした。
繰り返し問われている論点を知るために、論点ごとにまとまっている過去問を使っていました。

LECの『出る順宅建士 ウォーク問』という過去問を使っていました。
書店で宅建士のコーナーがあれば高確率で置いてある過去問だと思います。

この過去問は論点(単元)ごとに問題が整理されていて、最近の過去問はもちろん、昔の過去問でも出題される可能性が高いものが収録されています。
単元のインプットが一通り終わったら、この過去問でその部分の過去問を解いてみます。
そうすることで、インプットが中途半端なところをあぶりだして、復習のきっかけを作るのです。

合格者の正答率のようなデータも見ることができるので、落としてはいけない問題の選別にも役立ちます。
私が受験した2017年にこの統計のデータの参加に協力したので、2017年の問題では私の正答率等も反映されているはずです(笑)

 

あとがき

過去問の効果的な使い方や学習法についてはまた改めて記事を書く予定です!

 

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