宅建の受験生の必需品ともいえる問題集ですが、さまざまな種類の問題集が販売されています。
一問一答の問題集は「個数問題」という厄介な出題形式の問題対策にぴったりです。

一問一答の問題集の特徴とその使い方について解説しますので、個数問題に悩まされている受験生は、ぜひこの記事を読んでみてください!

 

 

個数問題は運ゲー!?

宅建士試験でも出てくる、個数問題といわれる形式を知っていますか?

一般的な4択では、「正しいものはどれか」「誤っているものはどれか」のように出題されます。
実際、宅建士試験でもこの形式の出題がメインになります。

その一方で、「正しいものはいくつあるか」「誤っているものはいくつあるか」のように出題されることがあります。
最終的に答えるべき選択肢は「正しい(誤っている)ものの個数」になっているので、個数問題と呼ばれます。

この個数問題は、4つの文章を読んでから個数を数えることになります。
その4つの文章のうち1つでもわからないものがあると、正解を出せなくなります。
そうなると最終的には運に頼って「こっちだろう」のような選び方をしてしまうので、運に左右されるゲーム(俗にいう「運ゲー」)のようになってしまうのです。

 

個数問題の対策

そんな個数問題の対策ですが、たった1つしかありません。

それは「4つの文章全てで正誤判定できるようにする」ことです。

これは対策になっているのか怪しい対策ですが、個数問題はぶっちゃけるとこれしか対策のしようがないのです。
運ゲーにさせないためにも、しっかりと解けるように努力する必要があります。

個数問題の文章は、他の一般的な形式の選択肢よりは基本的なことが書かれていることが多いので、そのあたりが対策のヒントになります。

 

一問一答を使う!

問題集(過去問題集)の中には「一問一答」の形式で編集されているものがあります。
普通であれば4択の形式のまま問題にするのですが、そのひとつひとつの選択肢をバラバラにしてまとめてくれているのです。

そんな一問一答問題集のメリットは、ズバリ「選択肢を見逃さないようにする」ところにあります。

4択の問題集は実戦形式なのでそれはそれでいいのですが、確実に正しい(もしくは誤っている)選択肢があって答えがすぐに出せると、他の選択肢に注意がいかなくなったり、一切見ないなんてこともあり得ます。

しかし、個数問題ではそれが許されません。
ということは、普段から全ての選択肢に同じくらい力を入れて正誤の判定をする必要があります。

このトレーニングをするのに最適なのが「一問一答」なのです。

一問一答は過去で問われた問題の重要な選択肢を掲載しています。
もしくはそれらのデータから出題が予想される問題を掲載しています。

個数問題で問われている文章は割と基本的なものだったりします。
一問一答の問題集をしっかりやりこめば、それだけ個数問題が解ける可能性が上がります。
もし基本的なもの以外から文章で出題があった場合、その個数問題は他の受験生もまず解けないので、あまり気にする必要はありません。

 

市販されている一問一答問題集

2022年受験用の市販されている一問一答集をまとめておきますので、気になったものがあればぜひ購入してみてください!
まだ販売されていないものもありますので、情報が入り次第追記していきます。

LEC

出る順宅建士 一問一答マルバツ1000肢問題集

TAC

わかって合格(うか)る宅建士 一問一答 セレクト600

住宅新報出版

パーフェクト宅建士 一問一答 Pocket

こちらは3月末発売予定です。
今年からリニューアルということもあって、個人的に一番気になっている一問一答集です。

 

あとがき

個数問題は運に左右されがちな形式の問題です。
ただ、その問題全てを運に任せるのは非常に危険ですしもったいないことです。
一問一答をしっかり回して基礎力をしっかりつければ、個数問題にも対応できるだけの実力がついてくるはずです。

毎年必ず出題される形式ですので、どんと構えて対策しましょう!

 

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