本日2月9日、令和3年度12月試験の合格発表がありました。
合格した受験生の皆さん、本当におめでとうございます!

12月試験の試験結果と、その結果を元にした考察をします。

 

試験結果

試験実施団体の不動産適正取引推進機構より、12月試験の結果が発表されましたので、ここでその結果をまとめます。
詳しい情報は不動産取引推進機構HPを参照してください。

合格点 34点
合格率 15.6%

申込者数 39,814人
受験者数 24,965人
受験率  62.7%
合格者数 3,892人

5問免除者の合格点が掲載されていなかったので、令和3年度の12月試験では5問免除者がいなかったものと考えられます。(10月試験で受験したことになります)

10月試験だけで試験会場が足りなかった8都道府県のみの実施だったので、規模は小さく、10月試験の8分の1以下の受験者数でした。

 

試験結果を受けて

12月試験はデータも少ないこともあり、各予備校の試験終了後の予想合格点も31点〜38点とかなりの幅がありました。
合格点が34点ということで、予想の中央値付近の着地になりました。

近年の合格点の高さから34点は低い印象を受けますが、内容の難易度や過去の合格点で考えると決して低くなく、むしろ難関試験を裏付ける結果となっています。

合格率は令和2年度12月試験よりも上昇して15.6%となりました。
以前に書いたこちらの記事で考察しましたが、どのように合格点を決めているのか不透明な部分があります。
ただ今回は15%台になったことから、令和2年度ほどの不平等がなかったように感じます。
とはいえ、10月試験との合格率の差が2.3%あるので、公平かどうかは疑問が残るところではあります。

受験率は64%でした。
10月試験(受験率81.7%)と比べてもかなり低くなっています。
1週間早められたものの12月という忙しい時期の受験だったこと、そして去年のデータから試験を回避した受験生もいたのかもしれません。

 

あとがき

令和4年度の宅建士試験では受験料が値上がりすることが発表されています。
これまでの7000絵あんから8200円になるということで、結構な値上げとなりそうです。

そうであれば、10月試験で全員が受験できるように試験会場を押さえて実施してほしいところです。

 

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