12月試験の合格発表も終わり、いよいよ本格的に令和4年度(2022年度)の宅建士試験へと切り替わりました。

当ブログでも何度か書いていますが、テキストはどれを選んでもそれほど大差はありません。
自分に合っているものを選ぶのがベストです。

ただ、そうは言っても近くに書店がなかったり、コロナ禍でなかなか大型書店に行く機会がないという受験生も多いかもしれません。
そんな受験生の参考の1つになればと思い、この記事では2022年受験用の宅建士試験用テキストで私がおすすめするものを紹介していくことにします!

 

 

自分はどのタイプ!?

宅建士試験の受験生といってもさまざまなタイプがあると思っていて、それぞれにおすすめのテキストは微妙に違ったりします。
そこで、タイプをまず分けた上で、それぞれのタイプに合っているテキストを紹介するという形でまとめてみました!

まずは自分がどのタイプにあてはまるかを判断してみましょう!
ここではわかりやすく4つのタイプに分けることにします。

♣︎タイプ
とにかく分かりやすさ重視! or 法律の学習経験が全くない!

♦︎タイプ
時間があまりかけられない! or 受験経験あり(〜29点)!

❤︎タイプ
しっかり理解して覚えたい! or 法律の学習経験が多少ある!

♠︎タイプ
法律の学習経験がある! or 受験経験あり(30点〜)

上の4つのタイプのうち、自分が一番当てはまっていると思うタイプを1つ選んで、そのタイプにおすすめのテキストを候補に選んでほしいです!

 

♣︎タイプにおすすめのテキスト

分かりやすさを重視することで、なんとか試験を乗り切りたい!
そんな受験生はこのタイプです。
資格試験を受けたことがほとんどないような、資格試験初心者もこのタイプになります。

みんなが欲しかった!宅建士の教科書

アマゾンでは、宅建士用のテキストの中で1位のようで、非常に人気のあるテキストです。
オールカラーですし、分量も他のテキストと比べると少なくなっているので、読みやすく取り組みやすいテキストになっています。

3分冊できたり、スマホ学習に対応していたりと、いつでも勉強できる工夫がなされているテキストのような気がします。
出版元が資格試験に強いTACということで、合格できるだけの情報が凝縮されています。

♣︎タイプはこのテキストを用意しておけば間違いないのかなという印象です。
ただ、情報量は若干足りていないので、問題集などで追加する作業が必要になります。

 

♦︎タイプにおすすめのテキスト

仕事が忙しくて学習にかけられる時間があまりない・・・
宅建士試験は社会人の受験生が多い試験ですので、そういう受験生も多いと思います。

また、受験経験があるという人で30点に届かなかった場合もこのタイプになります。
基本をもう一度しっかりと押さえて、次は確実に合格できるようにベースアップをしていく必要があります。

宅建士合格のトリセツ 基本テキスト

♣︎タイプのところで紹介したテキストと似たような雰囲気のテキストですが、こちらはLECが出版しています。
LECは法律系の資格試験に強いので、法律科目がメインの宅建士試験では絶大な効果があります。

フルカラーで3分冊にできてスマホ学習ができる点も同じですが、トリセツの方が少しだけ量が多い印象です。
ですので、この1冊を何度も繰り返して読むことで基本〜標準レベルの知識がつきます。
基本的な問題で失点しないことが合格への近道です。

 

❤︎タイプにおすすめのテキスト

そこそこ時間がかけられて、じっくり試験勉強に取り組みたい!
そういう人はこのタイプになります。
また、少しでも法律の学習経験があったり、他の法律系資格試験を受験したことがあるという人もこのタイプになります。

出る順宅建士合格テキスト

LECが出版している本格的な宅建士用テキストです。
こちらは3分冊ではなく、3冊を揃えることで宅建士の試験範囲が終わるようになっているので、先に紹介した2冊よりも圧倒的に情報量があります。
その分、値段は少し高めになりますが・・・

ページ数は1200ページを超えていて凄い量に感じますが、図表もふんだんに取り入れられているので、それほど苦なく読み進められると思います。

法律系の資格試験に強いLECだけあって、権利関係の説明に関しては数あるテキストの中でもピカイチだと思います。
他のテキストを使っているけれど、権利関係だけ補強する意味で出る順の権利関係テキストを買う、そういう選択肢もアリです。

(ほしい教科だけ買うこともできる!)

 

♠︎タイプにおすすめのテキスト

法律の学習経験があるとか、過去に宅建士試験を受けて数点届かなかったという人はこのタイプになります。
中上級者向けといったところでしょうか。
法学部の出身者や行政書士や司法書士のような難関法律系資格を受験したことがある人などもこのタイプになります。

パーフェクト宅建士 基本書

宅建士試験に強い、住宅新報出版のテキストです。
不動産屋さんで見かけるハトのマークでお馴染み「全宅連」が推薦するテキストにもなっていて、不動産業会イチオシのテキストになっています。

それだけあって、宅建士試験に合格するだけの知識がふんだんに詰め込まれているテキストになっています。
このテキストに載っていない問題は他の受験生も解けない問題というくらいの網羅性です。

ある程度の法律用語を知っていないと読むのに時間がかかってしまうため、初学者におすすめすることは難しいのですが、学習経験者であればスムーズに頭に入ってくると思います。
宅建業法や法令上の制限に関しては、このテキストの知識があれば高得点が狙えます。

図表が他のテキストに比べて少ないので学習の時間はかかります。
ただ、文章や単元に関してはよくまとめられているので、2周目以降は高速で回せるようになるはずです。

 

あとがき

最終的には1冊のテキストに絞って、それを試験日まで使うことになります。
あっちのテキストが良さそう・・・
と途中で思ったとしても乗り換えるのはNGです。

どのテキストを選んでも合格レベルには達することができると考えていますので、自分の選んだテキストを信じて最後まで突っ走ってください!

 

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