近年難しくなっているといわれている宅建士試験ですが、どのくらい学習期間があれば合格できるのでしょうか。
すでに様々な見解がネット上にあふれています。
ただ、そこには結構あやしい意見も見受けられるので、今回は本当に合格を目指す人に向けて、どのくらいの学習期間をとった方がいいのかを本音で解説していきたいと思います。

 

 

短期合格を狙うのはNG

ネットの情報を見ると・・・

1ヶ月で合格する方法!
〇〇日で合格する方法!

のような、景気の良い情報が多くあります。
実際そのやり方で合格する人もいるかもしれませんので、全否定するつもりはありません。

・・・が、
大半の受験生はそのやり方でやると失敗します。

ネットではインパクトのある話題にしがちです。
自身の体験に色をつけて書いている人もいます。
自分が合格した後というのはとかく誇張しがちなので、体験談を読む際は気をつけなければいけません。

どうしても都合がつかなくて短期決戦になってしまったというならともかく、なるべく時間かけたくないから最初から短期決戦で戦おうと考えるのはNGです。
そもそも、その心構えがよくありません。

少し厳しい言い方になりますが、自分は他の受験生よりも短期間で合格できるはずだ、という自信がどこからくるのか不思議です。
短期合格しても、長い期間をかけて合格しても同じ「合格」ですので、わざわざ博打のようなプランを立てる必要はありません。

 

宅建士の標準学習期間

宅建士の標準学習期間は「6ヶ月」と言われています。

私の周りの合格者で見てみてもだいたいそれくらいの期間が平均値なのかなという印象です。

もちろん短期間で合格している人もいます。
反対に、1年くらいかけて合格している人もいます。

これは受験生の環境による部分が大きいです。
例えば、ある程度法律の知識がある人とない人では効率が大きく異なります。
また、不動産業の実務に精通している人とそうでない人も同じく効率が異なります。

これらをすべてならして考えると6ヶ月くらいというだけです。

ということは、法律の勉強をしたことがなく不動産業にも詳しくない、という受験生であれば6ヶ月では足りないということです。

私の印象としては、学習期間は次の通りです。
法律の勉強をしたことがある 3ヶ月〜
不動産業に詳しい 5ヶ月〜
どちらでもない 7ヶ月〜

もちろん個人差はあります。
ただ、しっかりと合格を狙うのであれば上の期間くらいは学習しないと厳しいです。

 

時間があるなら今からやる!

期間の話をしてきましたが、これはあくまでも参考の1つでしかありません。
大切なのはテキストの知識をしっかり理解して本試験で合格点をとることです。

学習プランの立て方は受験生それぞれ違って良いとは思いますが、個人的な意見を言わせてもらうならば・・・

時間が許すのであれば今からやるべき!

です。

宅建士に限りませんが、資格試験の学習は時間がかかります。
試験前に切羽詰まって学習するくらいならば、早い段階で学習を進めておくべきです。
今より早い時はありませんので、すぐにでも取り掛かるようにしましょう。

 

あとがき

この記事を書いている段階では試験まで8ヶ月ほどです。
法律の学習をしたことがなく不動産業にも詳しくないという受験生であれば今すぐにでも始めないと厳しくなってきます。

ユーキャンでは学習のペースを期間に合わせて提案してくれますので、計画を立てるのが苦手という人は利用してみても良いかもしれません。

 

ツイッター始めました!フォローよろしくお願いします!

 

ランキング参加中!

ブログランキング・にほんブログ村へ
おすすめの記事