資格試験の勉強をしよう!
そう考えたときには、まずテキストを開きますよね。

でもそのやり方、実はちょっと古いやり方だったりします。
効率を求めるのならば、問題集から取り組んだ方がいいんです!

今回は問題集から取り組む学習法について解説していきます。

 

 

問題集は最初に用意しよう

宅建士試験の学習をすると決めたならば、まずテキストと問題集の2つは必ず用意するようにしましょう。
2冊分なのでちょっと値段が張るかもしれませんが、必要経費になりますので、ケチらずに揃えておきましょう。

というのも、テキストだけ買って一通り読み終わってから問題集を買って取り組むやり方だと、非常に効率が悪いからです。

宅建士試験の問題集はテキストと同じかそれ以上の価値がある書籍なのです。

 

問題集のすごさ

問題集がなぜそこまで価値があるのか、まとめておきます。

・本試験で実際に出題された問題
・法律用語が容赦なく使われている
・テキストにはない情報がある

ここで重要になってくるのは2つめと3つめの理由です。

宅建士のテキストは、勉強を始めたばかりの人にも分かりやすいように工夫して書かれています。
一方で、分かりやすさを重視する反面、細かい知識や説明が省略されがちです。

独学の受験生にとってはこの「省略された情報」を知る機会がありません。
これを補うのが、問題集なのです。

実際の問題は法律用語がバンバン出てきて面白みのない文章です。
また、日本語としても高度な言い回しです。
そして、平気でテキストにない部分も出題してきます。

わかりやすいテキストには無い、ある意味で「無情なもの」が問題集には詰まっています。

 

初回の問題集の使い方

「無情な問題集を最初から解くことなんてできるの?」
「自信を失ったらどうするんだ?」
なんて声が聞こえてきそうですので、初回の問題集の使い方を説明しておきます。

まず、最初は問題を解かなくてOKです。

問題文を読んで、解説も読んでおきます。
このときに、何となくでいいので、
「この問題では何について聞かれているのか」
「キーワードにあたるものは何か」
「どこでひっかけてくるか」
を感じとるようにしてください。

解説の部分に、キーワードや気になったポイントを鉛筆などで軽く線を引いてもいいかもしれません。

簡単にいうと、問題集を読み物として使ってほしいのです。

理解するのは後回しで大丈夫です。
問題のキーポイントだけ何となく感じとるようにしましょう。

そのあとでテキストに戻ってしっかり本文を読んでいきます。
そうすると、問題集で出てきたキーワードを中心に知識を入れることができます。
一度問題で出たところは適当に読むわけにいきませんからね。

テキストによっては過去に出題された部分にマークが書いてあったりしますが、実際に自分の目で問題文を確認した方が効果的です。
実際の問われ方を知っているからです。
この差が、知識の吸収力の差になって表れるのです。

 

あとがき

宅建士のテキストの多くは、同じ時期に問題集が出版されます。
問題集をうまく活用して、効率よく知識を吸収しましょう!

 

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