今回は宅建士試験に関する雑談になります。
このような試験関連の情報や雑談を「試験のアレコレ」というジャンルで書いていきます。

受験生であれば気になる人も多いかもしれない話題を「試験のアレコレ」の1回目にもってきました。
その話題というのが『独学』です。

フリーで合格コーチをしている私が本音で『独学』について語ります!

 

 

 

独学とは

そもそも「独学」とは何なのかを、簡単に説明しておきます。

独学・・・学校に通わず先生につかず、一人で勉強すること

ネットで調べたところこのように書いてありました。

資格試験においては、学校のようなものとして「予備校」「スクール」といったものがあります。
宅建士試験であればLECやTACあたりが有名ですね。
このような予備校には宅建士試験の講師がいるので、その講師を先生として学ぶことができます。

これらの予備校を使わず、講師の力に頼らず学習するのが独学です。

厳密に言えば、予備校そしてその講師が書いているの市販テキストを使うと「独学」ではないことになります。
ただ、一般的には市販テキストだけを使って合格した場合は「独学」と言われます。

つまり、「何かしらの講座を受講せずに、市販テキストだけで学習すること」が独学なのです。

 

独学のメリットとデメリット

私が感じる、独学のメリットとデメリットについてまとめてみます。

メリット

・費用が抑えられる

独学の最大のメリットは「費用」です。
講座を受講しようとすると、予備校や講座の内容にもよりますが、多くの場合で10万円前後の費用がかかります。
独学の場合は、費用となるのはテキスト代くらいのものです。
テキストを揃える場合でも1万円するかしないかですので、かなりの費用を節約することができます。

・スケジュールが自由

講座ではカリキュラムがしっかり組まれているので、それに合わせて学習をしていかなければなりません。
一方で、独学ではスケジュールが自由なため自分のペースで学習することができます。
仕事をしながら学習をしていたり、私生活が忙しい場合には独学の方がいいという場合もあったりします。

講座の場合でも、通信講座だったりwebフォローがついているようなものであればいつでも自由に講義を聞けます。
そういう意味では、そこまで大きなメリットとはいえないかもしれません。

デメリット

・不完全な学習になりがち

独学の場合のデメリットで一番大きいのが「情報が入ってこないこと」です。
試験そのものの情報はもちろん、学習法やポイントのような中身に関する情報もあります。
講座の場合には講師が情報をフォローしてくれたりしますが、独学ではそれがありません。

同じ理由で、大事なところをスルーしたり、間違えて覚えてしまっていたりしても、独学ではそれに気づく環境が整っていないのです。
講座では大事な部分や間違えやすい部分をかなり強調して説明されます。
こういう情報の差はどうしても出てきます。

・モチベーション維持が難しい

メリットで挙げた「自由」は、諸刃の剣でもあります。
やらなくてもいい自由があるからです。
スケジュールが組まれていないということは自分の意思で組まなければならないことを意味します。
受験すること自体、強制されるものではないですので、手を抜こうと思えばいくらでも抜くことができます。

他の受験生の刺激がないことでモチベーションの維持が難しいという側面もあります。
モチベーションが下がってしまうと、やらなくてもいい自由に流れがちになって、結局受験しない選択をしたり、不完全なままで受験をすることになってしまいます。

 

独学で合格できるのか

いよいよ本題に入ります。
メリットデメリットどちらもあるとして、結局独学で合格できるのでしょうか?

結論としては「独学でも合格は可能」です。

なにより、私自身が独学で合格しているので、否定する理由がそもそもありません(笑)

先ほども触れたように、独学にはメリットデメリットどちらの側面もあります。
受験生の環境に合わせて選ぶべきだと思います。

そして、向き不向きの問題だとも感じます。
自分で問題点を見つけ出すのが得意なタイプならば独学でも十分やっていけると思いますし、誰かに説明された方が吸収しやすいタイプならば予備校の講座を使う方がいいです。

勘違いして欲しくないのですが、「独学で合格できる」と「独学でやったほうがいい」は全くの別問題です。
効率で考えれば、独学はかなり効率は悪いです。
また、きちんとしたデータはないですが、独学の合格率は低めと言われています。
合格最優先であれば独学は避けた方がいいです。

 

実際に独学でやってみて

仕事の都合もあって、私は独学で宅建士試験の学習をしました。

独学でやると、いろいろなところでつまづきます。
最初のテキスト選びの段階で、どれにしようかとかなり悩みました。
口コミや評価である程度判断して自分で確かめて・・・
そういうのも楽しいと思えるようになってくれば、独学でも大丈夫かもしれません。

情報の不足はどうしても問題になってきますので、そこはネットを使いながら情報収集するようにしました。
今では無料で情報発信しているサイトや動画も多くなっているので、そういうものをうまく利用しながら吸収していくといいのかなと思っています。

正直な話、独学で受験するのは大変でした。
ただ、それと同時に達成感のようなものもありました。
一概に独学がいいかどうかは判断できないですが、私としては独学で受験したことそのものについて後悔はしていません。

 

あとがき

本文でも触れましたが、独学受験生は「情報」集めが大切です。
このサイトでも独学受験生の役に立つような情報を発信していく予定ですので、ぜひ読んでみてください。

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